盛岡の名物麺といえば「わんこそば」を思い浮かべる人が多いと思いますが、実はわんこそばを含めて「盛岡三大麺」と言われるくらい他にも有名な麺料理があります。
「盛岡三大麺」とは「盛岡わんこそば」「盛岡冷麺」「盛岡じゃじゃ麺」の3種類の麺料理を指します。
今回はそれぞれの麺の特徴とオススメのお店をご紹介します。
中華麺の消費量ナンバーワン!麺の町・盛岡名物の三大麺とは?
総務省統計局の「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(平成28~30年平均)」によると、中華麺の購入金額、消費量ともに1位は盛岡市となっています。
それくらい麺料理は盛岡市民に愛されている料理なのです。
そんな麺を愛する盛岡の名物、三大麺それぞれの特徴をまとめてみました。
<盛岡わんこそば>
給仕さんがそばつゆにくぐらせたそばをお客さんの椀の中にいれ、お客さんが食べ終わるとすかさず次のそばをいれていくのがわんこそばです。
お客さんが椀の蓋を締めたら満腹の合図になります。
お店によって1回にいれる麺の量はことなり、だいたい7~15杯でかけそば1杯くらいの分量になります。
毎年2月11日に「元祖わんこそば全日本大会」が開催され、小学生、個人、団体の3部門でどれだけ多くのそばを食べたかを競います。
<盛岡冷麺>
盛岡冷麺の起源は、1954年5月に在日朝鮮人1世の青木輝人さんが開業した「食道園」で提供された朝鮮の郷土料理「冷麺」です。
後に麺に改良が加えられ、現在では小麦粉や片栗粉などで作った麺を押し出し製法で作り、麺に強いコシを与えています。
本場の朝鮮の冷麺にはそば粉が入っていて黒っぽい色ですが、盛岡冷麺にはそば粉が入っていないので、白っぽく透明感がある麺になります。
<盛岡じゃじゃ麺>
盛岡じゃじゃ麺とは「白龍(パイロン)」の初代主人である高階貫勝さんが屋台から発祥させた麺料理です。
平打ちした中華麺と、特製の味噌を合わせて、きゅうりや生姜などの薬味と一緒に混ぜて食べます。
最後は麺と具を少し残しておき、そこに卵と肉味噌、そして茹で汁を加えてつくる「鶏蛋湯(チータンタン)」というスープが隠れた名物で、麺の後口をスッキリとさせてくれます。
盛岡へ行ったら食べなきゃ損!盛岡名物の三大麺、オススメのお店
<盛岡わんこそば>
東家 本店
岩手県盛岡市中ノ橋通1-8-3
019-622-2252
創業明治40年の老舗そば料理店です。
給仕さんの元気な掛け声が食欲を増進させてくれます。
<盛岡冷麺>
ぴょんぴょん舎 稲荷町本店
岩手県盛岡市稲荷町12-5
019-646-0541
盛岡市内に複数の店舗を構えるチェーン店です。
店内では盛岡冷麺はもちろんのこと焼き肉、各種韓国料理を召し上がれます。
<盛岡じゃじゃ麺>
白龍 本店
岩手県盛岡市内丸5-15
019-624-2247
創業60年の盛岡じゃじゃ麺発祥のお店です。
1度食べると2度、3度と味わいたくなる個性的な味を楽しめます。
まとめ
「盛岡わんこそば」「盛岡冷麺」「盛岡じゃじゃ麺」は盛岡を代表する「盛岡三大麺」です。
オススメしたお店以外にも、市内至るところで三大麺のお店を見かけますので、食べ歩きをしてご自身のナンバーワン店を見つけ出してください。
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