引っ越す際は、住民票の移転など役所での手続きや、保険などの住所変更だけでなく、電気、ガス、水道などのライフラインの解約、契約手続きも必要です。
そこで今回は、引っ越しに伴うライフラインの解約・契約手続きや注意点についてご紹介します。
引っ越しに伴うライフライン 電気の解約・契約手続きと注意点
電気の契約の解約手続きは、約1か月前からできますが、何日前までに必要かは電力会社によって異なる（東北電力は当日営業日14時まで）ため電力会社に確認しましょう。
インターネットや電話で手続きすることができ、手続きの際にはお客様番号が必要です。
注意点として、引っ越し作業が暗い中であれば電灯を点ける、荷物を運び出した後に掃除機をかけるなど、電気は旧居でギリギリまで利用します。
電気は利用停止日当日中、日付が変わるまでは利用できるので、利用停止日は引っ越し予定日当日を指定するのが良いです。
新居では契約で指定した日から電気を利用できますが、利用開始に伴い現地で通電作業が必要な場合もあります。
引っ越しに伴うライフライン ガスの解約・契約手続きと注意点
ガスの契約の解約契約手続きは、約1か月前からできますが、何日前までに必要かはガス会社によって異なる（盛岡ガスは3日前まで）ので、ガス会社に確認しましょう。
電気と同様に手続きはインターネットや電話で可能で、手続きの際にはお客様番号が必要です。
注意点として、ライフラインの中でガスだけは利用開始（開栓）にガス使用者または代理の方の立ち会いが必要です。
開栓時にガス漏れ検査や点火確認をおこなうためで、当日までにガス機器（ガスコンロ、ガスストーブなど）も準備し、引っ越し作業の中で立ち会い時間を確保しましょう。
利用停止（閉栓）は立ち会い不要ですが、オートロックの物件やガスメーターの場所まで担当者が立ち入りできない場合、ガス料金を精算するために立ち会いが必要な場合もあります。
引っ越しに伴うライフライン 水道の解約・契約手続きと注意点
水道の契約の解約手続きは、約1か月前からできますが、何日前までに必要かは上下水道局によって異なる（盛岡市上下水道局は5日前まで）ので、水道事業者に確認しましょう。
手続きはインターネットや電話ででき、水栓番号や使用する人数などが必要です。
注意点として、利用開始の際は事前に止水栓の開栓作業が必要です。
上下水道局で管理する建物外部の地下の止水栓は原則として閉まっています。
建物によっては凍結による破裂や漏水事故防止などのため、止水栓により閉栓していたり検針メーターを取り外したりするため、水抜き栓を開いても水が出ないときは連絡が必要です。
まとめ
電気、ガス、水道などのライフラインは引っ越し日を含め連続して利用するため、引っ越し予定日に利用できるように利用停止日、開始日を設定しましょう。
契約解約の手続きが何日前までに必要かは各事業者によって異なるため、旧居・新居の各事業者に注意点も含めて確認するとともに、日にちに余裕をもって手続きしましょう。
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