うっかり床に物を落としてしまった、などささいなことでフローリングに傷をつけてしまうことがあるかと思います。
退去時に原状回復費用として、修繕費用がかかってしまうのではないかと不安に思う人も多いかもしれません。
今回は、盛岡市の賃貸に住んでいる方、転居を検討されている方に向けて、フローリングに傷をつけてしまったときの費用や対策について紹介いたします。
賃貸のフローリングに傷をつけてしまったら費用負担はどのくらい?
普通に生活をしているだけでも、フローリングに傷がついてしまうことはあります。
実は、自然な劣化や普通に生活している分についての痛みは、貸主側が修繕費用を負担することが定められているのです。
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によると、以下のように記載があります。
●賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用方法を超えるような使用による損耗等については、賃借人が負担すべき費用となる
●建物、設備等の自然的な劣化・損耗等(経年変化)及び賃借人の通常の使用により生ずる損耗等(通常損耗)については、賃貸人が負担すべき費用となる
これに基づき、目立たない傷であれば、どのような理由でついたのか判別がつかないということもあり、修繕費用を請求されることはあまりありません。
逆に傷が大きい場合や深い場合は、傷をつける理由となった入居者に修繕費用がかかります。
補修が必要な箇所が多ければ多いほど、修繕費用も高くかかりますので注意が必要です。
賃貸のフローリングに傷をつけないためには?フローリングの傷対策
もっともフローリングの傷で原因となりやすいのが、椅子をひく動作や、模様替えの際に家具をひきずってしまうなど、家具と床との摩擦です。
そこで、床に直接あたる家具の脚部分や四隅に、以下のような保護材を貼り付ける方法をおすすめします。
●傷防止テープ
●フェルトパット
●椅子脚カバー
テープやパットは、フローリングにあたる部分を保護してくれるだけでなく、防音効果にも優れているのでおすすめです。
また、家具への工夫だけでなく、フローリングにワックスをかけてコーティングすることでも傷を防止することが可能です。
フローリングの床材は乾燥することでより傷がつきやすい状態となってしまいます。
ワックスをかけることで床の表面を保護し、乾燥と傷を防げます。
ささいな工夫でフローリングの傷を防ぎ、退去時にかかる修繕費用を大幅に抑えることが可能です。
要チェック|新築・築浅(5年以内)の賃貸物件
まとめ
今回は、盛岡市の賃貸に住んでいる方、転居を検討されている方に向けて、フローリングに傷をつけてしまったときの費用や対策についてご紹介いたしました。
賃貸物件の場合は、綺麗に使って気持ちよく退去するためにも、日頃からフローリングの傷には注意を向けたいところです。
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