集合住宅の賃貸には、角部屋と中部屋があります。
角部屋とは各フロアの端にある住戸ですが、不動産の担当者も積極的に紹介するほど、角部屋は人気の物件です。
おすすめ物件とされることも多く、一見メリットしかないように思われがちな角部屋ですが、住む上でいくつか注意が必要な点もあります。
そこで角部屋の人気の理由やメリットにくわえ、事前に知っておきたい注意点をご紹介します。
角部屋が人気なのはなぜ?賃貸の角部屋に住むメリットとは?
角部屋の人気が高い理由はいくつかあります。
そのひとつは、生活音・騒音の低減です。
集合住宅では、隣の部屋の話し声やテレビの音、またお風呂やトイレなどの水回りの音などが、想像以上に気になる場合があります。
その点、角部屋なら隣の部屋が1つしかないので、音によるストレスが低減されますし、逆に自分の生活音で隣に迷惑をかける可能性も低くなります。
また、プライバシーや防犯面の安心も角部屋に住むメリットです。
エレベーターのある物件で、エレベーターはたいてい建物の中央にあるので、角部屋であれば、部屋の前を人が行き来することはほとんどありません。
隣人や宅配業者などが、玄関前を通ることがないので、人の往来を気にすることなく安心して生活ができます。
さらに角部屋は窓が多いので、自然光により室内が明るく風通しが良いのもメリットとして挙げられる点です。
集合住宅では、風通しの問題でとくに水回りは湿気が強く、カビが生えやすいことがありますが、日当たりがよく風通しがよければそのストレスは軽減されます。
くわえて角部屋は、中部屋に比べ専有面積が広い場合があります。
賃貸の角部屋に住む際の注意点
メリットの多い人気の角部屋ですが、いくつかの注意点もあります。
角部屋は隣同士の騒音は低減できますが、窓が多い分、外の音は気になる場合があります。
そのため、交通量の多い場所や繁華街に近い場所では注意が必要です。
また、周囲に同じような高さの建物があれば、窓が多い分、外からの視線も気になるかもしれません。
さらに窓が多いことで考えられるのが、外気の影響を受けやすいということです。
とくに日差しが強い夏であれば、日中窓から入る光の影響で、エアコンをつけても室温が下がるまでしばらくかかる場合があります。
また、角部屋は中部屋に比べて家賃が高くなる場合が多いことも、注意点のひとつです。
まとめ
おすすめの賃貸として紹介されることが多い角部屋ですが、注意点を踏まえれば、やはり住みやすい部屋といえます。
各物件でも角部屋は数が少ないので、空きが出るとすぐに埋まってしまうかもしれません。
角部屋を勧められたら、周囲の環境や窓の数、日当たりなどを内覧でしっかりチェックし、早めの決断がおすすめです。
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