今回は、浴室乾燥機付きの賃貸物件を検討中の方のために、電気式とガス式、それぞれの特徴とはどんなものなのかを解説したうえで、浴室乾燥機の費用の目安についても、電気式とガス式、それぞれについてご紹介します。
どちらのタイプの浴室乾燥機がついている賃貸物件を選ぶべきか迷っている方も、ぜひ今回の情報をご参考くださいませ。
賃貸物件の「電気式浴室乾燥機」の特徴とは？
賃貸物件の浴室乾燥機について、まずは「電気式浴室乾燥機」の特徴とはどんなものかを解説しましょう。
●浴室乾燥機本体内部で熱を作り出して乾燥させる「電気ヒーター式」と外部空間からの空気を利用して熱を発生させ乾燥させる「ヒートポンプ式」の2種類がある
●電気ヒーター式は設置スペースがコンパクト
●ヒートポンプ式は電気代が安くつきやすい
●温風のパワーはガス式にはかなわない
賃貸物件の「ガス式浴室乾燥機」の特徴とは？
賃貸物件の浴室乾燥機について、続いては「ガス式浴室乾燥機」の特徴とはどんなものかを解説しましょう。
●電気式に比べてパワーがあり、短い時間で乾燥させることができる
●設置スペースは電気式よりも広くとってしまう
●プロパンガスの賃貸物件だと、浴室乾燥機にかかるガス代もかなり高くついてしまう
賃貸物件の浴室乾燥機！設置費用の目安はどのくらい？
では最後に、賃貸物件の浴室乾燥機について電気式とガス式、それぞれの設置費用の目安はどのくらいなのかをご紹介します。
なぜ設置費用の目安をご紹介するのかというと、「設置のためにかかる初期コストが家賃の高さに反映されている」という可能性が大いにあるからです。
設置費用の目安は、「本体費用＋工事費込み」で以下のとおりです。
●電気式：10万円以内で済むものが多い
●ガス式：10万円を超えるものが多い
こうして見ると、電気式のほうが有利な気がしますね。
事実、ガス式の浴室乾燥機については「設置スペースを多くとってしまう」「プロパンガス契約の賃貸物件だとガス代が高すぎるので、浴室乾燥機があっても使うのをためらう」などの弱点もあるため、賃貸物件の浴室乾燥機の主流は電気式となっています。
「パワフルな風量にどうしてもこだわりたい」という人以外は、ガス式に特にこだわる理由もないでしょう。
まとめ
今回は賃貸物件の浴室乾燥機について、電気式とガス式、それぞれの特徴とはどんなものかを解説したうえで、それぞれの設置費用の目安についても解説しました。
基本的には、電気式浴室乾燥機のほうが賃貸物件の選択肢も豊富です。
そして、「ガス式の浴室乾燥機でありながらガス契約が都市ガスではなくプロパンガス」という物件は避けたほうが良いでしょう。
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