宅配ボックスは昨今需要が大きく増えている設備の1つです。
宅配ボックスがあれば置き配も頼みやすく、荷物を受け取るために時間を調節する必要もありません。
賃貸物件を選ぶ際に宅配ボックスの有無を確認する方も多いかと思います。
今回は賃貸物件に付いている宅配ボックスの特徴について解説します。
宅配ボックスにはどのようなメリット・デメリットがあるのかを見ていきましょう。
宅配ボックス付き賃貸物件のメリットとは
宅配ボックスが設置されている賃貸物件のメリットとしては、やはり荷物の受け取りやすさが挙げられます。
仕事や急用で不在の場合でも宅配ボックスに荷物を入れてもらえば良いので、わざわざ再配達を頼む必要がありません。
また、宅配ボックスは防犯面でも優れた設備です。
配達員と直接対面する必要がないので、部屋の中を覗かれる、侵入されるといった万が一のトラブルが避けられます。
この点はセキュリティに気を配る必要がある女性の一人暮らしではとくに重要になります。
宅配ボックスには配達員が決めた暗証番号で解錠する機械式、磁気カードなどで解錠する電気式の2種類が存在しますが、どちらの場合でも部屋の前や共用部に置き配を依頼するより、盗難の心配も少なくて済みます。
そして最初から宅配ボックスが付いている賃貸物件を選べば、自分で宅配ボックスを用意する必要もありません。
設置費用が節約できる点もメリットといえます。
宅配ボックス付き賃貸物件のデメリットと注意点とは
あると便利な他配ボックスですが、設置されていることによるデメリットもあります。
それは家賃や共益費の問題です。
宅配ボックスが設置されている賃貸物件はまだ一部に留まっており、その家賃は宅配ボックスがない物件に比べ平均的に高くなっています。
宅配ボックスはマンション全体の共同設備なので、管理費や共益費が高く設定されているケースもあります。
宅配ボックスをあまり活用しない場合、こういった費用の高さはデメリットです。
そしてデメリットとは異なりますが、宅配ボックスを使う際にはいくつか注意点もあります。
まず意識しておきたいのは、宅配ボックスは賃貸物件の住人が共同利用する設備という点です。
そのため使いたいときに使用できなかったり、住人間トラブルの原因となったりする可能性もあります。
そして防犯性の高さが売りの宅配ボックスでも、盗難の確率はゼロではありません。
とくに機械式の場合は偶然暗証番号が当てられたり、暗証番号の書かれた不在票を入手されたりする可能性があるので、あくまで宅配ボックスの使用は自己責任です。
また、宅配ボックスによって受け取れる荷物の大きさに制限がある点、冷蔵品や貴重品を受け取る際には使えない点も注意しておく必要があります。
まとめ
通信販売などを頻繁に利用する場合、宅配ボックス付きの賃貸物件は大きなメリットがあります。
再配達を頼む必要がなく、防犯性も高まるので日々の暮らしが便利になります。
一方で家賃や共益費が高いといったデメリットもあるので、メリットと比較して物件を選んでみてください。
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