賃貸物件で畳の修繕が必要になった際、どのようにすれば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。
畳を修繕するには、事前にその方法や費用負担の問題についてよく理解しておくことが大切です。
今回は、賃貸物件の畳を修繕する方法の種類や費用負担、修繕費用の相場などについて詳しくご紹介します。
賃貸物件の畳を修繕する方法
賃貸物件の畳を修繕するには、主に3つの方法があります。
1つ目は、「表替え」という方法です。
その名のとおり、畳表のみを新しいものと交換する方法になります。
表面のみが傷ついて交換が必要になった場合や、軽い汚れが気になるときにぴったりの修繕方法です。
2つ目は、「裏返し」と言って、畳を裏返して使用する方法です。
表面に傷がついてしまった場合でも、購入から4年以内のものであれば、裏返しで使用することで畳表を綺麗に保てます。
そして3つ目は、「畳替え」です。
表替えも裏返しもできない場合、畳替えで畳一式を交換をする必要があります。
畳替えは、購入から7〜8年経過すると必要になってくるので、賃貸物件の大家さんに確認しておくようにしましょう。
賃貸物件の畳を修繕するのにかかる費用はどちらが負担する?
賃貸物件の畳を修繕する際は、その理由によっては借主が費用を負担するケースがあります。
入居中に借主の不注意によって生じた畳の劣化や汚れ、傷などによって修繕が必要になった場合は、借主が修繕費用を負担するのが基本です。
またそのような例でなくても、契約時の規約に、「畳の修繕にかかる費用は借主が負担する」と記載されていた場合も、借主が負担しなければなりません。
反対にそのような記載がなければ、原則大家さんや管理会社側の費用負担になります。
賃貸物件の契約においては、事前にガイドラインをよく読んだり、大家さんに聞いたりして確認しておくようにしましょう。
賃貸物件の畳を修繕する際の費用相場
賃貸物件の畳を修繕しなければならないときの費用は、修繕方法によって異なります。
表替えにかかる費用は、1畳およそ4,000円〜9,000円が相場です。
裏返しでは、1畳あたりおよそ4,000円〜6,000円であり、もっとも安い修繕方法になります。
畳を一式新しいものにする畳替えでは、新調する畳の種類によって金額が変わるため、依頼する業者によく確認しておくようにしましょう。
まとめ
今回は、賃貸物件の畳を修繕する方法や費用負担、修繕費用の相場などをご紹介しました。
入居時や退去時に慌てないためにも、事前にこれらの点を管理側とよく相談しておくことが大切です。
ご紹介したポイントを踏まえて、修繕時の参考にしてみてください。
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