家を購入して部屋の間取りを決めていくときに、リビングを入念に決めたいと思われる方は多いのではないでしょうか？
家族が一家団らんを楽しみ、くつろぐ部屋なので快適な空間にしたいはずです。
しかし、初めての方は広さ20畳と言われてもあまりイメージが湧かないかもしれません。
そこで今回は、20畳はどれくらいの広さなのかや、メリット・デメリットをご紹介していきます。
20畳のリビングの広さは何坪？
20畳のリビングは畳20畳分の大きさという意味ですが、地域やメーカーなどの要因で、広さが変わってくることがあります。
大きく分けて中京間、江戸間、団地間、京間という分け方になり、地方ごとで異なるため以下を参考にしてみてください。
中京間というのは、中京地方で使用されているもので1畳182cm×91cmの広さ1.65㎡となり、坪数は10.02坪になります。
江戸間は関東地方で使用されているもので、30.98㎡の9.37坪です。
団地間はアパートやマンションなどの賃貸物件や公団住宅などで使用されており、28.90㎡の8.74坪となります。
20畳の広さがあるリビングのメリットについて
広いリビングで暮らすとソファを2台置いても狭く感じることがなく、家具同士に隙間が確保されているので開放感があります。
部屋が広いことで窓も大きくなり、部屋に入ってくる光の量が増えるので日中に電気を付けなくても十分に部屋の明るさを保てるでしょう。
イベント事の集まりやホームパーティーなどで部屋に多くの友人を招く社交的な方にも、広いリビングはおすすめです。
20畳の広さがあるリビングのデメリット
広ければ広いほど快適な生活が送れるというわけではなく、ライフスタイルに合った広さのほうが暮らしやすくなります。
まず、広いリビングが抱える代表的なデメリットは家具のレイアウトが難しいことです。
20畳という広い空間のスペースに、バランス良くインテリアを配置するのは大変なのと、家具が少ないと殺風景に見えてしまいます。
また、部屋が広ければ広いほど照明器具やエアコンなどを多く設置する必要があるため、その費用や電気代がかかるほか、掃除が大変になるのも、広いリビングに住むデメリットの一つです。
それ以外にも、リモコンなどを取りに行くときに簡単に手を伸ばしただけで取れないなど、意外な不便を感じる場合もあります。
とくに一人暮らしの方になると掃除の負担が大きくなるので、広すぎる物件を選ぶのはあまりおすすめしません。
まとめ
20畳のリビングは一般的に畳20畳分の大きさですが、中京間、江戸間、団地間と地域によって少し差があります。
ご自身の地域が20畳で何坪なのかなど把握しておきましょう。
また、部屋が広いとスペースの面でストレスがなく、レイアウトもいろんな種類で試すことができるので、部屋のデザインも楽しくなります。
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